営　業

大昌電子の営業活動は、自分が担当するお客様を回るルート･セールスです。一般的にイメージされやすい飛び込み営業のように、各家庭や企業へ訪問販売するような営業ではありません。

大昌電子の製品はほぼ100％がカスタム製品です。営業は自分が担当している得意先（取引契約済）から、どのような製品を、いつまでに、いくらぐらいの予算で作成したらよいかを打ち合わせ、設計から製造、出荷、納品、検収までを統括的に管理・運営していく仕事です。

もちろん、ベテランになれば新規顧客開拓のマーケティングも可能です。一般的には入社してから３年ぐらいは、マン・ツー・マンで先輩の指導を受け、早い人であれば５年で係長になり、毎月２億円以上の販売を部下とアシスタント数名で達成しております。 営業部門は、会社の運営にとって重要なポジションであり、いわば社長の代理として将来の幹部候補生を育てている部門でもあります。

SE（セールスエンジニア）

得意先からの設計出図に対して技術・日程打合せ等を行い、プリント配線基板の製品までをカバーします。ユーザー・エンジニアとのパイプ役として大切なエンジニアです。

得意先別担当に分かれており、得意先ニーズに対して社内における技術的なリーダーシップを執って、 設計管理、設計業務の全般をフォローします。

進捗管理・仕様管理・品質管理・新技術対応・仕様打合せ・技術調査など設計における要の役割を果たしています。

設　計

得意先である大手電機メーカーに協力させていただく形で、電気回路図よりコンピュータシステムのＣＡＤを使用し、プリント配線基板の顔といえるパターン設計を行っています。

難しい仕事のように感じると思いますが、ＣＡＤ（設計エンジニア）は最新のコンピュータを使い、自分の頭をフルに駆使しますが、学校の勉強ではなく、ひらめきと勘が求められます。

パターン設計は無から形を作り上げる仕事なので無限の可能性があります。
お客様の要求を盛り込み、かつ自分の個性を生かした設計を目指していける仕事で自分のオリジナリティーを活かせる仕事です。

開発技術

開発技術では､各自担当の工程を持ち、全く新しい生産プロセスの設定や業務の革新的な改善を図れるよう日々研究、開発を行っています。

また、個別に専門的な新しい知識の習得に努め、忙しい日々を送っていますが、自ら設定した条件で、量産品が高品質で効率的に造られるようになれば、誰もが味わうことのできない達成感を味わうことの出来る職場です。

さらには産学協同プロジェクトで大学への派遣などにも参画でき、研究者としての幅を十分に広げられるチャンスがあります。

生産技術

製造部門で実施する作業内容の標準化を設定したり、設定した標準作業の改訂及び維持管理が主な仕事です。個々の工程能力の設定、維持管理、改善を主な業務としています。

他にも製造部門で使用している機械や設備の導入から立ち上げ、管理標準の作成、維持管理までと幅広い分野の人材を必要としています。

工程の設備稼働率の向上、しいては工場全体の設備稼働率の向上を目指すことが業務の大きな課題でもあり、大きな責任とともに、非常にやりがいを感じることの出来る仕事です。

生産管理

営業からの受注登録データに基づき、月度の生産目標及び生産計画を立案し、製造部門に作業指示書をもって、投入指示を行う。製造部門に投入された製品の工程（製品製造工程）における進捗管理、納期管理を行い、営業部門との納期調整を主な業務としています。

また、外部での部分加工に対する製品の管理（注文から受入れ検査まで） も進捗管理に含まれ、最終的には出荷管理までが業務です。

お客様の信頼を勝ち取るためにも、要求どおりに製品が完成するかどうかを第一に心掛ける必要のあるセクションです。

生産設計

お客様から届いた製品１つの設計データを、投入する工場で生産可能かどうかをチェックし、工場で製造するパネルサイズ（加工サイズ）に製品シートを面付けしたデータを作成します。
そのデータを下に、基板作成時に必要なフィルムデータをはじめとする加工に必要なデータを作成します。

製造工程で発生する問題は、冶工具の補正、修正などで解決する問題もあります。そういったデータ補正名なども生産設計で行います。

これらの冶工具データを下に、 工場で基板が作られることと、基板作成において一番最初の工程となり、基礎から応用までの幅広い知識で、製品の生産を考える重要な工程です。

品質保証

工場内外における品質問題に対する検証、是正及び予防対策を主な業務として、製品データの整備やお客様からの工場としての窓口ともなっています。

また、品質システムの維持向上も大きな業務のひとつであり、最終的には、お客様に対して「大昌電子の製品を安心してして頂ける」品質を提供するための仕事です。

そのため、量産品の各工程での歩留り、また発生した品質問題の分析、解析など業務の幅は、多岐にわたります。

それぞれが担当するお客様に対して、営業と一体となって品質対応をとるような場合もあります。いかに高い品質を実現、維持させるかが最大のポイントとなる仕事です。

製　造

製造は、その名の通り、製造現場でのお仕事になります。十数か所ある工程ごとに、その工程での作業を行います。
製造現場での作業は、各工程では製品ごとに決められたルール（条件）で、製品を加工していく単純作業やルーチン業務になります。その工程で行う作業の中で、いかに不良を発生させないか？ということが重要な業務になります。

高卒で入社される方は、各工程での配属となります。また、大卒の技術職の方も、入社後は集合研修終了後、数カ月から１年程度は、各工程での業務に従事して頂きます。実際の製造現場でどのような作業をしているのか？

２４時間３６５日、ほぼフル稼働している工場の製造現場で働く人たちの働き方をご自身で体験してもらうこと、また、現場の作業者との人間関係を構築することが目的です。技術職での仕事において、現場を知らずに新しい技術の開発はできませんし、製品の歩留り（不良率）の改善をすることもできません。

製造現場での仕事は、肉体労働になるところもありますが、当社の製品を作る最前線であり、モノづくりの原点でもあります。モノづくりの現場でのお仕事に興味のある方には、大変面白い現場です。

管理部門

・総　務
求人活動や給与など人事に関わることや、研修会、各種会議の準備など社内行事の企画・運営をしたり、ホームページや社内報など広報に関する全般的な業務を行います。
さらには、営業、生産現場、間接部隊の生産性向上のために必要な作業は、すべて総務部が対応しています。それゆえに、多くの社員とコミュニケーションをもち、何が求められているのか？総務として出来ることがないか？を考えていかなければなりません。

・経　理
本社・栃木・岩手の全社での経理集計をコンピュータによって行っています。
また、月初には部門別に損益決算処理をし、決算期には科目チェック・明細の作成・税務申告まで全てを行います。
それゆえに、多くの社員とコミュニケーションをもち、経理部として、また会社として財務上、経理上で何が求められているのか？経理として出来ることがないか？を考えていかなければなりません。